サブウーファーは重低音を響かせるためだけに存在していると思っていませんか?
サブウーファーがあるだけで他のスピーカーがずべて純正だとしても音質がグンと上がりますので、導入を検討している人は是非この記事を参考に取り付けしてみてください。
サブウーファーの役割は?って人はこちらの記事で詳しく解説をしています。
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サブウーファーには種類があります。
通常サブウーファーはアンプと呼ばれる増力装置とセットで利用されます。
このタイプのウーファーはシステムが高額になったり、ボックスを置くスペースを必要とします。
手軽に導入できるチューンナップウーファーまたは、パワードサブウーファーと呼ばれるモデルでは、ウーファーとウーファーを駆動するパワーアンプが箱型のに一つになっています。
その見た目から弁当箱なんて呼ばれたりもしますね。
シート下に収まるようようなサイズの物が多く、車内のスペースを無駄にしたくない人や、カーオーディオ初心者の人などがはじめに導入する事が多いです。
値段も様々なものがありますが、大体1万円前後で購入できますので手が出しやすい価格帯であることから、カーオーディオ に興味がある人はまずチューンナップウーファーの導入から始めることをオススメします。
チューンナップウーファーの取り付けで大事なポイント3つ
チューンナップウーファーを説明書通りに設置しても最高のパフォーマンスは発揮してくれません。
鳴らすための最低限の方法しか紹介されていないので、余裕のある人は次の3つのポイントに気をつけて作業しましょう。
- 電源はバッテリーから取る
- サブウーファー本体の固定をしっかりする
- アースは金属の地肌が出ているところから取る
実際これをしなくても鳴るには鳴りますが、本来の性能が発揮されませんので意識して1つでも多くクリアして取り付けを行いましょう。
3点のポイントについて細かく解説します。
チューンナップウーファーの取り付けポイント①
まず、「電源はバッテリーから取る」についてですが、これは常時電源をナビ裏にきている線や、車の既存の配線から取るのでななく、バッテリーからしっかりとワイヤリングということになります。
作業効率から考えると前述の方法の方が早く取り付けができるのですが、元々何かに使用されている線から電源を拝借するということはその分パワーが落ちたり、最悪ヒューズがとぶ可能性もありますのでしっかりとバッテリーから取りましょう。
チューンナップウーファーの取り付けポイント②
次に、「サブウーファーの固定をしっかりする」です。
これはサブウーファーをシート下に設置する場合もその他の場所に設置する場合も一緒ですが、ベースボードという物を作ってしっかりと車体と固定してあげることによって踏ん張りの効く状態を作り出してあげることを言います。
想像していただければわかると思いますが、足元がゆらゆらしているところであなたはしっかりと踏ん張れますか?大体の人はできないはずです。
これはサブウーファーの固定でも同じでパワーをしっかりと発揮するには土台が大事ですのでベースボードをしっかり作りましょう。
最低でもマジックテープ等を使って車内床に設置しましょう。何も固定しないとブレーキ等で動く恐れがあるので単純に危ないです。
チューンナップウーファーの取り付けポイント③
最後に「アースは金属の地肌が出ているところから取る」です。
これはアースをどこに落とすかという話で、なおかつ電装製品全てに言えることですが、アースポイントに金属の地肌がしっかりと出ていないと電気の流れが悪くなります。
特に塗装が乗っていたりすると極端に抵抗が増えて本来のパワーを発揮できなくなりますので、やすり等で削って地肌をしっかりと出した状態でアースを落としましょう!
チューンナップウーファーの取り付け方法
それでは実際の取り付け方法の紹介をしていきたいと思います。
今回はケンウッド KSC-SW11で取り付けの方法を紹介していきますが、このタイプのウーファーであれば大体作業方法は一緒になります。
まずは、作業効率をあげるためにもシートを外していきます。
大体前後足元4本のボルトで止まってますのでレンチ等で外していきます。※シート下にマジックテープ等を使って簡単に固定する人はこの作業は不要です。
剥き出しになっているものとカバー等で隠れているものがありますが、
カバーも大体引っ張るだけで外れますのでどんどん外していきましょう。
カバーを外したらボルトを外してシートを外していきます。
シートベルトのセンサーを外し忘れないようにご注意ください。
シートが外れたら、ベースボードの採寸をして板を切り出します。
ウーファー本体にステーを取り付けて寸法採寸をします。
板を切り出したら現物を合わせてフラットになるかどうか確認します。
フラットにならない場合は端材等でゲタを作ってかさ上げしましょう。
目立ちたくない人や、仕上げがきになる人は何かの生地を貼ったり、スプレーで塗装したりしましょう。終わったらビスでベースボードと車体をしっかりと固定します。
次に常時電源のワイヤリングをしていきます。バッテリーから車内に引き回すためにはここら辺にあるゴムのカバーから入れることをオススメします。
先ほどの画像の矢印らへんを覗き込むとこのような純正の配線類が車内に入っていくところがあるのでカッター等で穴を開けます。
配線だけを通そうと思ってもうまくいないと思うので、エーモン 配線ガイドを使って先に配線ガイドを通してそれを使って配線を引き込みます。
配線の先端がギボシになっていたら丸型端子に変更していきます。
丸型端子に変更してもすぐにはバッテリーと繋がずに一番最後につなぎましょう。
あとはリモートコントロール線などの他の配線をつないでいきます。※リモートコントロール線がナビ裏にない場合はACC線でもOKです
ナビ裏にサブウーファーの出力がある人はRCAでつないで、純正ナビなどでない場合は純正スピーカー線に配線を割り込ませます。
最近のナビはサブウーファーのRCA出力が1つしかない場合も多いのでそういう時は二股プラグかY字ケーブルを購入しましょう。
アースは金属部分であればどこから取ってもいいですが、シートの固定ボルトへ落とすのが一番確実です。
全ての配線が終わったらウーファー本体の裏側の配線ステーの固定をしましょう。
あとは本体をしっかりとベースボードに固定してシートを戻したら設置完了です。
作業完了したらナビ側の設定とゲインコントロール等の設定をすれば作業完了です。
初心者の人でも3時間くらいあれば設置可能だと思います。
ベースボードを作らずに、電源もナビ裏からとれば1時間くらいで作業できると思いますので是非挑戦してみてください。
今回取り付けた商品はこちらです。
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