カーオーディオのカットオフ(クロスオーバー)の設定方法【カロッツェリア・サイバーナビ】

本記事では、カーナビに搭載されている音質調整機能の一つであるカットオフの調整方法を紹介していきます。

カーナビメーカーによってはクロスオーバーと呼ぶメーカーもありますね。

障害の多い車内でいい音を聞くには調整は不可欠ですので、この記事を参考に是非調整してみてくださいね!

カットオフとは?

カットオフとは、設定周波数以下や以上の音を、スピーカーから鳴らないようにすることをいいます。

その周波数を調整でいくつにするかを決めます。

ハイパスフィルター(設定周波数より下の音をカット)やローパスフィルター(設定周波数より上の音をカット)と呼ばれるものですね。

カットオフ調整とは、厳密にはクロスオーバー調整のことをいいます。

呼び方はナビのメーカーによっても違うと思いますので調べてみてください。

クロスオーバーの調整とは

クロスオーバー調整とは、スピーカーの高音担当(ツイーター等)と低音担当(ウーファー等)の担当範囲を決める作業のことです。

なぜこの担当範囲を決めなければいけないのかには、スピーカーの大きさと特性が関係しています。

クロスオーバー調整の必要性

クロスオーバー調整は、カットオフ周波数とスロープの設定を調整してあげることで調整をします。

詳しくはこちらの記事で解説していますが、低音をツイーターに出させたり、高音をウーファーに出させることはいい音作りにおいてありえないです。

関連記事

この記事では、カーオーディオの入門とも言われているスピーカー交換を検討している人に向けて選び方のコツを紹介していきたいと思います。カーオーディオの入門ともされているスピーカーの交換ですが、いざ交換しようと思ってカタログ見て[…]

各スピーカーにはそれぞれ役割がありますので、能力を引き出してあげるためには、調整が不可欠となるわけです。

しかし、突然設定周波数の音をバッサリと鳴らなくしてしまうと高音と低音に繋がりがなくなってしまいます。

そこで、スロープの調整も必要となります。

スロープの調整とは

スロープとは「マイナス12dB/oct」という表記のされかたをします。

これは、音階が1オクターブが下がると音圧が12dB減少する減衰率であるということを意味しています。

1オクターブ下の音とは、半分の周波数の音のことをいいますので、カットオフ周波数が2kHzだったとしたら半分の1kHzまで12dBの減衰率で音圧が減少します。

この数値が小さくなれば緩やかに減衰し、大きくなればきつく減衰させることになります。※仮に0db/octとすれば、減衰されないということになります。

この調整を各担当スピーカーごとにうまく調整することにより、音が自然に聞こえるクロスポイントを作ってあげて、音が不自然に聞こえないようにカットオフ周波数やスロープの調整をしていきます。

初心者にオススメの周波数

なんだかよく分からない難しい話ですよね。

僕も初心者の頃はチンプンカンプンでした。笑

初心者の方は、まずはカットオフ周波数は同じ数字にしてあげましょう。

使用しているスピーカーにもよりますが、一般的には80Hzでクロスさせスロープは12db/octに設定することが多いです。

この設定から各数字を動かしてあげれば音に変化が出ますので、違和感のないように調整してあげましょう。

カットオフの設定方法

さて、実際の設定方法を紹介するわけですが、厳密に言うと乗車人数でも聞こえ方は違ってきます。

窓ガラスは全て閉じた状態で調整時は1人で行うのが基本とされています。

ですので、なるべくその状態で設定して下さい。(窓が開いていると反響の仕方が変わるため)

カットオフの設定方法【作業方法】

この記事では、カロッツェリアのサイバーナビ(AVIC-ZH0099)での参考に調整していきますが、どのメーカーのナビでも調整方法自体は同じですので参考にしてみてください。

まずはメニュー画面を開いてもらって

カットオフの設定方法【作業方法】1

設定・編集を押します。

ットオフの設定方法【作業方法】2

次にオーディオ設定を押します。

カットオフの設定方法【作業方法】3

次にセッティング別詳細設定を押します。

カットオフの設定方法【作業方法】4

次に画面を下にスクロールさせてカットオフを押します。

カットオフの設定方法【作業方法】5

そうしたらこの画面が開けると思いますので、実際に数字を調整していきます。

カットオフの設定方法【作業方法】6

細かな調整をしたい方は、ローパスフィルターの場合はカットオフ周波数を一番高い周波数に動かした状態で音量を少しうるさいくらいにあげます。

その状態から1オクターブずつ周波数を下げていけば、スピーカーから出る音が割れたりビビったりするポイントがあると思いますので、その手前が調整ポイントになります。

そのポイントからスロープをいくつにするかを決めてあげれば調整ができます。

ハイパスフィルターの方も同じように調整してあげて、両方合わせて聞いた時に違和感がなければ調整終了です。

この記事では、カットオフ(クロスオーバー)調整方法を紹介しましたが、音質がヘッドユニットの性能に左右されるのは広く知られていますよね。

調整の細かさや拡張性の違いもありますので、本気で音質改善を目指すなら、ヘッドユニットの交換も検討してみるといいかも知れませんね^^

関連記事

音のいいカーナビに変えたい調整機能の多いカーナビに変えたい車には詳しくないけど車内でいい音を聞きたい10年以上に渡り、7社のカーナビを使用してきた私が、もっとも音質のいいカーナビを選びました![…]