インチアップすると車高上がるは嘘?タイヤサイズの見方と計算方法

車の維持ってお金かかりますよね^^;そろそろボーナスの時期ですので、車検やタイヤ交換する人も多いと思いますので、少しでも参考になったらと思い、タイヤのサイドウォール部の表記について記事にしてみたいと思います。

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タイヤサイズの見方

まずはタイヤのサイドウォール部に書かれている数字の見かたです。実物をご覧ください!

この235/35 ZR 20 92 Wのところの見方の説明です。

タイヤの幅

まず235ですが、これはタイヤの幅(mm)になります。タイヤを上から見た時に横幅が何ミリあるかということです。

扁平率

次に35ですが、これは扁平率(%)を表しています。これはタイヤを横から見たときのタイヤの薄さになります。
扁平率は=H(タイヤの幅)/S(断面高さ)×100の計算により成り立ちます。タイヤの外径を求めたりする場合にも使います。こちらについては後で説明します。

タイヤの構造記号

次にZRですが、タイヤの構造記号を表しています。こちらの記号でそのタイヤがどんなタイヤなのかを表しています。(ラジアルタイヤ、ランフラットタイヤ等)現在の乗用車ではほとんどラジアル構造が採用されています。

ホイールのリム径

次に20ですが、これはホイールのリム径を表しています。ホイールのインチ数と覚えた方がわかりやすいかもしれませんね。ホイールをディスク面側から見た縦幅(インチ)ですね。
タイヤの外径を求めたりするときに使いますので後で説明します。

ロードインデックス

次に92ですが、これはロードインデックスを表しています。

ロードインデックスとは、そのタイヤ1本でどれだけの重さの耐えられるかを表しています。数字によって耐えらえる重さが決まっています。ちなみに92だと630kgまで耐えられます。

速度記号

最後にWですが、これは速度記号を表しています。ちなみにWだと270km/hまで耐えられるという意味です。速度記号や、ロードインデックスについては各タイヤメーカーさんのホームページで詳しく表記されていますのでそちらで調べてください。

ここまでがタイヤサイズの表記の見方になります。もう一つ表記があると思うので、そちらの表記の説明もさせていただきます。

MAX LOAD 630kgとAT340kPa(50PSI)MAX PRESSですね。

MAX LOAD 630kgですが、このタイヤ1本でどれだけの重さに耐えられるかの表記です。要はロードインデックスを数字表記したものです。

AT340kPa(50PSI)MAX PRESSですが、これは何kPaまで空気を入れていいかの表記ですので、この表記以上の空気圧は入れないようにしてください。稀にタイヤめちゃくちゃ引っ張っていて4kPaとか5kPaとかいれてるよなんて聞いたことありますが非常に危険ですよー^^;

以上でタイヤサイズの表記の説明について終わります。

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ホイールをインチアップをすると車高が上がるは嘘

ここからは、なぜインチアップすると車高が上がるは嘘なのかについて説明していきます。巷ではよくホイールのインチアップすると車高が上がるなんて言われていますが、これは真っ赤な嘘です。

タイヤの幅や扁平率によって外径が決まるので、車高の上がる下がるはタイヤによって決まりますので、ホイールをインチアップしたからといって必ず車高が上がるわけではないんですね。

なんならタイヤの選定次第(極端に引っ張って薄いタイヤ等)では車高が下がることさえありえます。

実際タイヤサイズの計算方法

ホイールのサイズはインチ表記ですので、ホイールサイズ×25.4mmをの計算をします。
仮に19インチから20インチへのインチアップをするならば

19インチ×25.4mm=482.6mm
20インチ×25.4mm=508mm

となりますので、ホイール単体で言えば

508-482.6÷2(下半分)=12.7mm

車高が上がると言えますが、ホイールだけで道路走ることってないですよね?ってことはタイヤの外径差を計算してあげなければいけないわけです。

タイヤの外径の計算は横から見ましてホイールのディスク面の高さ+タイヤの厚みを足すことで計算できます(厳密には空気圧等により高さが数mm変わります)

先ほど説明したタイヤの表記からこれを算出します。仮に235/45R19というタイヤから235/35R20というタイヤにインチアップするとします。

まず19インチ×25.4mm=が482.6mmはさっき計算しましたよね。これにタイヤの厚みを足していくわけですが、タイヤの厚みはタイヤの幅に扁平率をかけてあげれば出ます。

そうすると235mm×0.45%=105.75mm(片側の厚み)

となります。よって482.6mm+105.75mm(上半分の厚み)+105.75mm(下半分の厚み)=694.1mmとなります。

20インチの場合は20インチ×25.4mm=508mmに

235mm×0.35%=82.25mmを足しますので、508mm+82.25mm+82.25mm=672.5mmとなります。

19インチ外径(694.1mm)ー20インチ外径(672.5mm)=21.6mmとなり、外径差21.6を2で割って10.8mm車高が上がるという計算になります。

ホイールは大きくなってるのに、タイヤ外径は小さくなるから車高は下がるわけです。これがインチアップすると車高が上がるは嘘だという理由ということです。

車をカスタムしている人で今使っている車高調がそれ以上落とせなくてさらに車高を落としたいってなったときに、タイヤ変えたりする人もいるくらいですからmm単位のセッティングしてる人とかはタイヤの選定って結構大事になってきますよ!

扁平率を下げると乗り心地は悪化する?

タイヤを薄くする(扁平率を下げる)と乗り心地は悪くなるとよく言われていますが、これは本当です。基本的に乗り心地は悪くなります。

空気の入る量(体積)が減るんで当たり前ですよね。

これも勘違いしてる人結構いて、空気圧上げてるんだから空気の量増えてると思ってる人いると思いますけど、いくら空気入れても空気入ってく体積が少なくなってるので必ず乗り心地は悪くなりますよ。ただパンパンになってるだけですから、ゴツゴツした乗り心地になるのは想像つきますよね?

乗り心地をよくするためには

基本的に純正が一番です^^笑
でもカスタムしたいですよね^^;

そこで、同じホイールで少しでも乗り心地よくするならタイヤ幅広げるか扁平率あげるかの2択しかないですよ。

乗り心地よくしようと思って車高上げずに、タイヤだけ厚くすると車が沈んだ時インナー部分に当たるようになったりもするんで、ここら辺は車高とのバランス考えながらセッティング出していかないとダメですね。

最後に当たり前で一番大事なこと言っておきますが、タイヤ選定の基準はタイヤがフェンダーからはみ出さないことと、ロードインデックスが足りていることと、スピードメーターの誤差が90%~106%の範囲内であることが絶対条件ですので、くれぐれも適当なタイヤの選定をしないようにお願いしますね。

タイヤ外径が大きく変われば、スピードメーターの速度に誤差が出る(ホイール1回転の距離が変わる)のは当たり前ですので、外径差をこの範囲内に収めないとダメですよ!

これは車検でも見られますので要注意です(40km/hに対して、実速度は30.9km/hから42.55km/hのこと)

カスタムカーショーで展示されるような車でペラペラのタイヤ履いてる方は、積載車で搬入してるはずですのでお間違いなく^^結構長くなってしまいましたが、お付き合いありがとうございました。この記事読んで少しでも理解された方がいれば幸いです^^

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