車の中、少しでも静かな方がいいですよね!
この記事ではエーモンより発売されている静音計画について、実際に色々使ってる私が本音や使用感を効果のある、もしくは本当にあったものから順に語ってみようと思います。
静穏計画の評判は賛否両論ありますが、商品の種類によってコスパの具合が全然違うので参考にしてみてください。
静音計画とは
そもそも静音計画とは、なに?って人へ向けて説明しますと、車の走行中に発生する
- 風切り音
- ロードノイズ
- ビビリ音
- きしみ音
- エンジン音
のノイズを、静音計画の製品を貼るだけとかの簡単な作業で取り付く製品を愛車に取り付けて、極力快適で静かな車内にしようというものです。
私の経験上、コストカットのために安く作られがちな軽自動車には効果抜群で、これを少し施工するだけで体感できるレベルで車内が静かになります。
しかし、評判について賛否両論あるのが事実です。
実際に、高級車などの元から静音に力を入れられている車種に施工しても効果が薄いです。
今回は、軽自動車にも高級車にも施工したことのある私の素直な意見をお届けします。※あくまで個人の意見ですが
エンジンルーム静音シートの効果や評判
まず、エンジンルーム静音シートです。
これは効果抜群です!
我が家の車には、過去全ての車に10年近く施工し続けています。
なぜ施工にいたったかと言いますとシンプルにエンジン音がうるさいからであります。
現在の我が家の車、ルーミーなんですが1000ccのエンジンであの車体を動かしているのに加えて、エンジンルームがスッカスカなので非常にうるさいんですよね。
過去乗っていた軽自動車なんかも効果抜群でした!
エンジンルーム静音シートを施工することでノイズがかなり減りましたので、小さめの車にお乗りの方には特にオススメしておきます。笑
エンジンルーム静音シートの取り付け方法
では早速作業紹介に移っていきます。
箱開けるとエンジンルーム静音シートと、アルミガラスクロステープが入っています。
裏面には両面テープが貼ってありますので、めくって貼り付けるだけという簡単な作業です。
まずは、インシュレーターを外すのに邪魔になるパーツを外していきます。
車種によって変わってきますので、ネットで検索してみて下さい。
ルーミーの場合は、まず吸気ダクトを外します。
まずは、白いクリップをつまんで外します。
外れたら黒いクリップが10箇所くらい止まっていますので、そちらをクリップ外しや内張剥がし等を使って外していきます。
クリップはこんな感じのもので、出っ張り部分で止まっている感じのものです。
基本的にクリップの再利用は不可となっていますが、綺麗に外せば使えないことはないです。
私は使えるものは使っていきますので、丁寧に外します。
外れたら貼り付ける部分の脱脂をしていきます。
純正のインシュレーターで型取りをしていきます。少し小さめに型取りをして、はみ出ないようにします。
型取りできたら、シートをボンネット裏に貼っていきます。
縁部分には、付属のアルミガラスクロステープを貼って強度アップをしておきます。
あとは外した純正のインシュレーターや、ダクトを戻せば完成です。
これだけでも結構変わりますが、やはりエンジンルームと車内を遮っている鉄板部分にも施工した方が効果が大きいので、私はこちらも施工していきます。(作業難易度は上がりますので、中級者以上の方以外は復元できなかったりするとまずいので作業しない方がいいと思います・・・。)
エンジンルームとの壁部に施工するときも同じで邪魔なものを外していきます。
両サイドのカバーを外して
ワイパーカバーを外してワイパーを取ります。そのほか止めてあるクリップや、
ボルトや、
ウォッシャーホースを外していきます。
外せるものを外したら、手前に引っ張ればカバー部分が外れます。
大量のクリップで止まっています。ワイパーユニットも邪魔なので外していきます。
コネクター抜いて
ボルト外して
ワイパーユニットはゴムブッシュで止まっている部分があるので、スライドするように抜いていきます。
外れたらシートを貼っていきます。縁補強までして完成です。
作業は大変ですが、この部分まで施工するとノイズの量は激減します。
アイドリングでエンジンが温まっていればほぼエンジン音は聞こえなくなりますし、エンジンが2000回転以上回っていても、かなりノイズが減ったのを体感できます!
値段も安くて効果も出やすいパーツですので、気になった方は是非施工してみてくださいね。
ボンネットの裏側にシートを貼り付けて静音するというものなんですが、裏技としてこのように、エンジンルームと車内を遮る鉄板部分に貼るともっと効果が上がります。
ただ貼り付けるだけということで作業も非常に簡単で、効果が大きいので是非お試しください。
ロードノイズ低減マットの効果や評判
次に、ロードノイズ低減マットの効果や評判です。
こちらも効果は大きいです。
作業も簡単でハサミで切って、フロアマットの下に引くだけというものです。
この状態だとフロアマットから見えてしまったり、ずれたりするときもあるので、裏技としてフロアカーペットの下に潜り込ませるという方法もあります。
特にフロント部分とトランクの方は、エンジンやマフラー、タイヤが近いので効果大きいですよ。
ロードノイズ低減マットの取り付け方法
取り付け方法の紹介です。開封すると、製品とマジックテープが入っています。
フロアマットで型をとってハサミで切ります。(少し小さめに切れば、フロアマットからはみ出ることはありません)
簡単に設置するならフロアマットの下に置くだけです。
ズレやモコモコ感が気になる人は、カーペットをめくって、その下に潜りこませましょう!
ロードノイズが減ります。特に、社外の薄いフロアマットを使っている方には効果があります。
風切り音防止テープの効果や評判
次に、風切り音防止テープの効果や評判です。
こちらはドアとボディの接触部分に貼り付けるだけのものです。
効果としては、けっこうあります。
ドアとボディの密着性が上がりますので、ドアを閉めた時のボフッという音に変わり高級車っぽくなるので作業した感が出ますよ。笑
カーオーディオに興味ある人は、密室を作る意味では施工した方がいいでしょう。
風切り音防止テープの取り付け方法
作業方法は、ドアとボディの間の密着部に貼りつけるだけです。
断面はこんな感じになっていてこのクッション部分が密着性を高めてくれます。
ドアを開いて、ボディ側についているゴムの跡を、水性ペンでなぞってマーキングするか、跡が薄い場合はドア側のゴム部を水性ペンでなぞって1回ドアを閉めれば接触部分が分かりますのでそこに貼っていきます。
貼り始めは、ドアヒンジの部分からやると継ぎ目が見えにくくなり、スマートに施工できますよ!
あと、角の部分は多少押し付けたり、たるませたりしながらしっかりと密着できるようにします。
全体に貼りつけれれば作業終了です。
タイヤハウス静音スプレーの効果や評判
次に、タイヤハウス静音スプレーの効果や評判です。
タイヤを外して、タイヤハウス内に吹き付けるという作業になりますので、初心者さんには難しいと思います。
効果としては結構あるかなと思いますが、やはりタイヤをアップグレードした方が静かにはなります。
タイヤ交換するほど金銭的に余裕のない人、もしくはもっと静音を求める人は試してみるといいかもしれません。
ちなみにタイヤハウス内にカバーがなく、鉄板むき出しの車種だと効果を体感できると思います。
ロードノイズ低減プレートの効果や評判
次に、ロードノイズ低減プレートの効果や評判です。
ここからは、作業写真が用意できなかったので商品紹介のみになります。
こちらは、繊細な人は気付けるかな?というレベルです。
サスペンションの取り付け部分や、シートの取り付け部分に挟み込むように取り付けするので工具が必要になります。
私は両方つけていますが、車高調等でローダウンしていて、乗り心地が悪化してる人はこれをつけるとほんの少しだけハンドルに来る振動を抑えることができます。
効果としては、はっきり言いまして他のものよりは薄いと思われます。
ビビリ音低減モールの効果や評判
次に、ビビリ音低減モールの効果や評判です。
こちらは、ダッシュボードとフロントガラスの間に押し込むだけのものです。
効果としては、フロントガラスがビビって音がなっている人はこれつければほぼ治りますよ。
高速道路や、バイパスによく乗られる方にはオススメできますね!
きしみ音低減テープの効果や評判
次に、きしみ音低減テープの効果や評判です。
効果としては、経年劣化によりボディが歪んで接触部分より異音がしている方にはあります。
この商品でなくても、ホームセンターとかで売られているシリコンスプレーとかでも代用はできるのでそこはお好みで選んでください。
風切り音防止モールの効果や評判
最後に、風切り音防止モールの効果や評判です。
こちらは、ドアのエッジ部分に挟み込むだけの簡単作業でできます。
効果としては、そんなに感じないですね・・・。
先ほどの風切り音防止テープと同時施工でようやく効果ありという感じかな^^;
しかし、高級車には純正で元々これがついている車種もありますので、多少は効果があるんだと思います。
実際まだ別の商品もあったりするので全てが評価できたわけではないのですが、こんなところでしょう。
1つ1つの単価はそこまで高くないので、効果のあるものから施工していけばけっこう変わりますよ!作業も簡単なものが多いので、是非試してみてください!
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