車の座席の保護や、イメージチェンジのためにシートカバーの購入を考えてるけどどう選べばいいのか分からない。
今まで乗った愛車全てにシートカバーを装着してきた私が、選び方や外せないポイントを解説します。
記事の最後には画像を使いながら取り付け方法の紹介もしてるのでぜひ最後まで読んでくださいね^^
もし、シートカバーのメーカーで迷っている人は、この記事で紹介している5社の中から選べば失敗しませんよ!
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シートカバーとは
まず、シートカバーとは何かを簡単にご説明。
車のシートは、特にオプション設定をしたり高級車でなければ大半の車種で下記の3つのどれかが使用されています。
- モケット生地
- トリコット生地
- ファブリック生地
この生地ですと、経年劣化や汚れ(特にタバコや、日焼け、しみ)などがどうしても出てしまいます。
それを張り替えるとなると、数十万単位のお金がかかってしまうため安価にシートを張り替えたような感じにできるシートカバーというものが存在します。
シートカバーはシートの上から被せるだけですので、素人でも十分に作業が可能なため非常に人気のあるパーツです。
メーカーによっては色や生地、ステッチなど細かく設定できるオーダーシステムを採用しているところもあり、人とは違った自分だけのオリジナルのものを作ることも可能。
一昔前のシートカバーは、フィッテイングが悪くて、運転中に座っている部分がずれてしまったり、純正のシートバックポケットやフックなどまですっぽりかぶせてしまって、純正の機能が果たせなくなったりしてしまったりと問題もありました。
しかし、最近のものは車種専用で作られているものが多く、フィッテイングもよく、純正の機能は損なわないように作られているためまるで張り替えのようなクオリティの物が多いです。
シートカバー装着のメリット
- 子供の靴やペットの毛からシートを守ってくれる
- 難熱性素材のものであれば、たばこの火種からも守ってくれたる
- 汚れても水に濡れたタオルで拭き取るだけ
シートカバーをすることによる得られるメリットと言えば、上記のようなことでしょう。
また、交換することにより、車内に対して、シートがしめる面積が大きいので車内のイメージを一新できます。
先ほども言いましたがデザインや色も色々選べるようになり、メーカーもたくさんのところから出ているため、どれを選んでいいのかわからないという悩みさえ出てきています。笑
シートカバーを自分で取り付ける場合のデメリット
実際作業してみると分かると思いますが、初めてだと手の握力がなくなり爪がめちゃくちゃ痛くなります。
相当な覚悟して作業を始めてください^^;笑
慣れていても手は痛くなります。カバーのフィット感がよければ良いほど、手で伸ばしながら装着しないといけないので結構大変です。
個人的には女性が作業するとなるとかなり大変なのではと思ってます。(決してできないと言うことではありません)
あと、体制的にもきつい作業が多いですので、腰が痛くなったりしますね^^;
しかし2、3日もすれば治りますので、頑張れる方はチャレンジしてみてもいいと思いますが、そんなの嫌だという人は大人しくプロに頼みましょう!
代表的なシートカバーのメーカー
- クラッツィオ
- ベレッツァ
- アルティナ
- ダティ
- グレイス
シートカバーを発売している有名なメーカーといえば上記のメーカーでしょう。
その他、フッティングなら最強との呼び声も高い「スパイシーチューン」などがあります。
正直この辺のメーカーでは、
- フィッティング
- 素材
- 取り付け性
- クッション性
など大差ないので、好きなデザインや生地サンプルを取り寄せてみて気に入ったものがあればそこのメーカーを選んでもらえばいいと思います。
シートカバーを選ぶ場合のポイント
ファッション性重視ではなく、シンプルで純正然としたスタイルが好みな方や、シートがへたってきたり汚れてきたからカバーで隠したいだけなど機能を損ないたくない人は絶対外さないほうがいいポイントが一つだけあります。
それが、センター部分がパンチングメッシュかどうかです。
センター部分とは、背もたれの部分と座る部分。
パンチングメッシュとは、レザーに小さな穴が開けられていて通気性が確保されているもののことを言います。
このパンチングメッシュがあるかないかで、夏の快適性が大きく違いますので、ここだけはマジでこだわりましょう。
有名メーカーでない安いものや、デザイン性重視のシートカバーだとこれに対応していないものが多いので、僕もシートカバーを選ぶときはここだけはかなり気にしています。
冬も快適に過ごしたい人はスエード素材や、アルカンターラ素材のものを選ぶとひんやりしなくていいですね!
レザーは高級感が出ますが、やはり寒い時期に座った時に初めにひんやりとします。笑
皆さんも是非安価に張り替え気分を味わえるシートカバーで愛車をカスタムしてみましょう!
シートカバーの取り付け方法
シートカバーが素人でも工具なしで簡単に取り付けられて、色々なメリットがあることはわかってもらえたかと思います。
そこで、実際に取り付けをプロに頼む場合いくらくらいの工賃が発生するのか気になりますよね?
シートカバー取り付けの工賃と時間
工賃には店舗によっても違いがありますが、座席の数でも工賃に違いがあるようです。
作業数が増えれば高くなるのは当たり前といえば当たり前ですが・・・^^;
作業時間は2時間〜4時間ほどのようです。
自分で取り付ける場合は、初めての作業で車種がミニバンとかだと半日くらいかかる人も・・・。
こちらも座席の数によって違うようです。あと、セダンタイプの車も時間がかかりやすいようですよ。
実際の取り付け方法
ここからは実際の取り付け方法のご紹介です。
今回は、べレッツァのカジュアルシリーズのシートカバーを作業車両ルーミーで装着していきます。
他の車種でも大まかな取り付け方法はどのメーカーも同じですので参考にしてみて下さい。
まずは、ヘッドレスト部分から作業していきます。
この部分がうまくいかない人は諦めてプロに頼んだ方がいいでしょう^^;
コツとしてはヘッドレストを手で潰しながら作業することですかね。
被せれたら、下に留める部分があるので止めていきます。
そのまま差し込むとすぐに外れてしまいますので、一回内側に巻き込んでから差し込んでいきます。
うまくいけばこんな感じになります。次に作業するのは座席部分です。
背もたれの部分を先に作業すると座席部分を押し込む時に大変になりますので、先に座席部分を行います。
まずは被せていきます。
ステッチ部分とシートの形状を合わせながら内張はがしや付属のヘラなどでプラスチック部分に生地を押し込んでいきます。
被せられたら、下側からベルトを引っ張り止めていきます。
最後に背もたれ部分です。背もたれ部分に関しては、アームレスト装着車は事前に外す必要があります。
アームレストは大抵ボルトで止まっているので、まず内張剥がしを使ってカバーを外していきます。
外れましたら、サイズの合う工具を使ってボルトを外していきます。
外れましたら、座席部分を被せていきます。
ヘッドレス部分に穴が開けられているので押し込んでいきます。
下側を押し込んでいきます。
横側のチャックを閉めます。
車種によって方法は違いますが、この車両の場合はフックをシート下のフレーム部分に止めていきます。(マジックテープで止める場合もあります)
バックテーブルや付属品がある場合は、該当部品を外して位置合わせをして印をつけたら
カッター等を使って穴を開けていきます。(メーカーによっては始めから空いているものもあります)穴の開け方は、穴に対してまず十字に刃を入れるといいです。
外した部品を元に戻して作業終了です。
取り付け完了後すぐにはシワが残っている場合もありますが、使用しているうちにシワはとれていきます。
ちなみに今回装着したベレッツァのシートカバーは、私のオススメのうちの一つですよ〜^^
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